45周年講演会in群馬~ことば |
07月10日 (日) |
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ラボ45周年記念プログラムの今日は群馬で教育講演会がありました。
ラボ言語総合研究所の杉浦先生の「物語体験で育つ子どもの心と体」がテーマ、講演会は午前中だったので参加させてもらいその足で午後からはさいたま市での今年の国際交流参加者の壮行会へと車を走らせての
忙しい一日でした。
午前中の講演がそのまま午後の子どもたちの活動と行動が一本の線上に
つながった。
杉浦先生の最初の言葉「若い時に持てる力を十分に伸ばし、その力をもって役立つ人生を送ってほしい」で始まった。
ラボに通う年代に十分な力をつけてほしい=それぞれの子がラボの中で価値ある力を持たせ、その年代に応じた体験を提供するのが大人の役目ではないかと。
そして「ことば」についての内容、小学生をターゲットにして話して
くれました。
ことば=からだ、この年代は言葉と体がぴったりとあう、3,4年生までに物語の音の響き、動きを一緒の活動をして物語を好きにさせることが大事。そして5,6年生になると言葉を分析し文字への移行が自然にされていく=テーマ活動を通して。
仲間とともに物語世界を深め、議論すテーマ活動に必要なのは
物語を聞きこむ準備が必要であり、一定量を継続して聞きこむことが
大きな成長につながり「上質なことば」が子どもたちの口から出てくる。
英日物語構成になっているラボライブラリーは言葉=英語x日本語の
広がりが掛け算で広がっていく。掛け算ということを先生は強調されてました。
そして小学生までは日本語から英語を育て上げ、中学生以上では
英日を両方を鍛えあっている=磨きあげている・・とも言われました。
★英語が日本語に育てられ、日本語が英語に鍛えられる★
それからもうひとつ印象に残った言葉は:
’人はなんで出来てる? 言葉のやり取りでできてる’
最後に人として成長させる大切なことは:その子にとってのモデルが
いること。
講演会の杉浦先生の言葉がラボの、テューターの応援であり
背中をひと押ししてくれた。
午後の壮行会で国際交流に参加する中学生、高校生のそれぞれの年代までにパーティ活動にしっかり取り組み物語の聞き込み準備をして、ホームステイという体験を通して子どもがステップアップしていくだろう姿を見ることができた。
そして来年以降にホームステイを予定している子らには今の子たちが
モデルとなり、また高校留学を終えて帰ってきた高校生の姿もあり
留学生がモデルともなる今日の壮行会は子どもたちの成長の姿が一直線でつながった。
ホームステイを直前にして彼らが意気込みを表明してくれた。その言葉には力がありこれからの1カ月を楽しみにまっている北米のホストファミリがいる、家族の一員としての生活の中で不安や心配があるだろうが
今日の杉浦先生の言葉を贈りたい:
=人は何でできてる? 言葉のやりとりで出来てる・・・って=
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