250年前の色は極彩色だった |
08月01日 (月) |
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熊谷の有形文化財の聖天堂が7年の歳月をかけて修復され色鮮やかに250年前の姿によみがえりました。
830年前に建立されたのだそうですが、火事や利根川の洪水などで
現在の堂は250年前のものとのこと。
堂は多くの彫刻で施され、今までは色のない単なる木造の堂だと思っていたのですが本来極彩色だったのです。
ヴォランティアの方が常駐されて説明をしていれますが有料です。
1番目の写真は正面で石舞台があり、その前には3つの門があります。
最初の貴惣門は高さ16m、屋根が3重になっていて全国でも4つしかないそうですが立派な重々しい門でした。
2番目の写真は堂の正面で一番上には絵、碁、琴、書を嗜む姿が彫られ
下の龍の彫り物は透かし彫りになっていてこれも珍しいといってました。脇にはびわを食べるサルが3匹、隠れサルで探してみると面白いです。
3番目は側面になり後ろには彫刻で施されていて此処から有料です、
季節ごとの唐子の姿が可愛らしく彫られ、碁をしている布袋様や大黒様たちもいます。
写真の上の方には釈迦、老子、孔子が酢のカメの周りに立っていて酸っぱい顔をしていますが、だれでも酢の味は同じでありどんな宗教でも平等だといっているのだそうです。
聖天堂はかつては神社仏閣が一緒になっていたのだそうで、敷地内には
狛犬がいたり、お百度まいりがあったり神社の様子とお寺の様子がありますが神仏を分けたときに聖天様の合い向かいに神社を立てたそうで、
今では聖天様はお寺となっていますが、
地元では聖天様といい、縁結びの神でもあるので今でも広い意味で神仏一緒の感覚です(^^)
縦長のいなり寿司とお赤飯とおまんじゅうが一つになった「いがまんじゅう」が有名です。
お土産に「いがまんじゅう」を買ってきました。1個80円で
ズンダ味とアン味がありました。
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