J.エドガーでアメリカ史の一端を。 |
02月22日 (水) |
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映画観賞の朝、J.エドガーを観に行ってきました。
ずっと気になっていたエドガー、ディカプリオがどんなふうに老役を
するのか楽しみにしていたらなんと、エドガーの晩年までの友人と秘書までが老役の演技でしたぁ。
エドガーをとおしてアメリカの時代背景がそのままの実写で映し出され
フィクションの場面あるんだろうけど、ノンフィクションと思って
しまう前のめりになった映画でした。
エドガーへの強い影響力を与えた母親のことばbecome strong、この言葉通りの強いエドガーになり権力を手離すことへの恐怖と寂しさそして
年老いて姿に追い詰められていくエドガーの気持ちがわかる!
自分を強くみせて、仮面の生活脱ぐこともできず自身でのコントロールもできなくなること、強さの反対側は寂しさであるとも思う。
そう遠くはない時代の憧れていたころのアメリカの社会の一端をみた
エドガーでした。
そしてテーマは愛!love!
母への愛、自国への愛、最後まで一緒だった友人のクライドへの
エドガーの愛。そして彼らもエドガーへの愛。
秘書のミス・ガンディがエドガーとの約束を守り書類をカッターに
入れるシーンはやっぱりガンディへの愛だと思う。
愛の形はそれぞれだけど、エドガーとクライドの友人以上の
心の愛。強い気持ちでエドガーがクライドに I love you.を繰り返すシーンが印象的。
愛がなければ、愛さえあれば、愛を持って、愛・・・・・・・
エドガーの落ち着いてゆっくりと話す英語でなくいつでも怒り怒鳴りしている英語の台詞を聞きとることができたのは数えるほどだった・
でも、映画はいいね!
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