映画「Artist]がようやく観れました |
06月07日 (木) |
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全国ロードショウから2ヶ月後、ようやく熊谷の映画館で観られました
「Artist」。
当たり前のカラーと台詞がない、たまに台詞が字幕にでるが俳優の
顔の表情と動きで観る側が憶測。
へ~~~という新鮮さと、う~~~と感じる言葉のない世界。
サイレントの俳優が心理的状況表現する場面で顔の表情をいくつも
作ってはみるが納得できなくて何通りもやり直しの場面があったが
限界はあるな~~って思った。
サイレントからトーキーの時代への変わり目のストーリー、
俳優の自尊心、誇りを無くし心を閉ざしてしまうことで自滅寸前に
女優の愛が形になって最後のシーンはタップダンス、言葉は無くても
ダンスで表現できるという一つの形で終わるが・・・・
ダンスを終わっての俳優と女優の息遣いはサイレントでなくトーキー
となっていた。
そしてプロデューサーがもう一度お願いしていいかの問いに
with pleasure と答える俳優のことば、この言葉が聞けたことで
ホットした。
with pleasureの言葉はこれからはサイレント時代ではなくトーキーの
時代であるの意もあったのか?
サイレント俳優がトーキー映画に対応できずに荒んで心閉じていく、
変化を受け入れることの難しさで苦悩する姿にずっと愛をもって
見守る女優の姿に涙した。
変わらないことも大事なことだが、変わらざるを得ないときには
勇気をもって変化に対応していくことも・・・必要なのかもしれないが
判断の難しいところ。
そしてもう一つ、言葉は便利であり重要。言葉はその人自身だから。
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