身近な風景が減っていく |
03月06日 (水) |
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朝の公園には朝食にいそしむ鳥たちの姿、カモたちは太って大きくなってゆったり。
木々には小鳥たちがぴっぴぴっぴって鳴いて、雀たちは体育館の屋根に
一列にならび賑やかにピーチクパーチク。外壁の割れ目に巣をつくり
出たり入ったりの雀も。
名前のわからない鳥たちがあちこちにいる公園で今年はバードウォッチングをしようかなって思いながらのウォーキングから帰って朝刊をひろげいつものコラムに目を落とすと「雀の減少の話題」。
このあたりは雀はいるけどなぁって、でも都会では大幅に減少している
様子があるらしい。
そういえば先週も友人が最近ばたばたっと空き地にアパートが建ち始めて周りの緑が無くなったと嘆いていたっけ。
熊谷もその域ではあるが、それでも郊外にはまだ田畑があり鳥たちが
住める環境にあることがホットする。
その一方で人の手に寄る餌で鳥たちが本当に生きていけるのかとの
心配もある。自然の中でたっぷりと食事ができることが鳥にも私たちにも大事な事だと思う。
そして子供たちにもである。
身近にいた生き物が姿を消すということは、子供たちにとっても
自然の生き物との接触がなくなり、本の中や画面の中でしかみることが
なくなればどんな影響がでてくるのだろうかと・・・・。
今日の幼児クラスでは「はるかぜとぷー」を取り上げた、どんな虫たちが春にはでてくるかな?
かぶとむし、くわがた、かえる、ちょうちょ、だんごむし、あり・・・
このあとはつづかない。
公園にいって春がきたことを実感できたらもっと絵本の世界が本物の
世界へと結びつくだろうと、来週は公園に行ってみようとおもう。
はるかぜは木にいるんだよねって年少さん。
最近は絶滅種のことばを数多く聞くが身近な鳥や虫たち、川の中のめだか、そしてヨモギ、ノビル、などのかつて親しんだ植物たちの思い出の風景が少しずつ消えていっていることに何とかならないかと、どんな手助けができるだろうかと思うのは年齢が進んだからだろうか。
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