観劇・ヘンリー4世 |
04月15日 (月) |
|
会議はない、委員会もない、クラスはない、の月曜日の今日。
彩の国シェイクスピアー「ヘンリー4世」を観に行ってきました。
今回はサー・ジョン・フォルスタッフの吉田鋼太郎が今までの役柄と
ガラッと違う肉付のいい放蕩のハル王子との絡みが面白そうと思って
出かけましたが、吉田鋼太郎の台詞の面白さと巧みさとコミカルさが
身体から発散されて身軽さには圧倒されました。
舞台は奥行きをつかい、天井からの下りるカーテンで場面を設定して
すっきりしていても趣のある舞台と客席を使い、息遣いまでが伝わる
ヘンリー4世。
イギリス、スコットランド、ウェールズの勢力争い。それぞれの土地の
侯爵たちはそれぞれの言葉をつかい、なかなか言葉理解が難しく
イギリス語を学ぶことができるのはハイレベルの貴族との設定もあり
当時の統一されない言葉の様子も台詞会話の中で見てとれた。
フォルスタッフのコミカルさ、軽業があって客席に笑いが漂っていたのは久しぶり。
フスルタッフが際立っていたヘンリー4世、4時間30分の舞台は
圧巻でした。
|
|
|
|