エンペラーを観てきました |
08月07日 (水) |
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「終戦のエンペラー」を暑さが戻った今日、観てきました。
広島、長崎、そして終戦の日と続くこの時期だからエンペラーをどのようにとらえているのかと、たとえ映画であっても。
原爆を落とす場面から始まる・・・嫌な息詰まるシーン。
マッカアサーの占領ではなく日本の復興のために来たとの言葉、
戦争責任者を探す准将、日本の軍部、天皇を取り巻く高官、そして
准将の通訳の日本人たちの姿や行動を映像をとおして歴史を観ている感じだった。
信奉という天皇への長い時間をかけて出来上がっていた文化を理解出来るかどうか、白黒と証拠を主におく文化の違いが主人公といえる准将の
苦悩。
たとえ日本女性との深いかかわり愛情があっても、長い日本の歴史の中に常に天皇を持ち生活をしてきた日本人を理解することは外国人には厳しいのだろう
エンペラーと天皇は言葉の上では合わせているが気持ちの部分では
イコールとはならないと思う。
全てNZでの撮影だそうだ、映画は映画としてとらえればいい、
マッカアサーと並ぶ天皇の写真が当時の全てなのだろうがこの映画は
GHQの姿のイメージの助けになり歴史の一端をのぞかせてもらった。
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