まったりの時間がすぎる |
08月15日 (木) |
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来週からの夏活動のその前にエネルギーを蓄えにちょっと箱根に。
アジサイの登山鉄道を楽しみたかったのが夏の今頃にスイッチバック3回の冷房のない窓を全開にした古き良き鉄道で強羅へ。
強羅の目的はポーラ美術館のモネ展。
ガラス張りで周りの森林と相まって素晴らしい空間、ヒメシャラの木が
涼しさを誘う。
展示室は広くゆったりと鑑賞できる、大人の雰囲気。
今はモネの絵が多く見られ、ボートの少女や睡蓮、睡蓮の池、水面の
流れの動きが感じられ水の音が聞こえてくるよう。
ピカソの海辺の母子像は初めての絵、穏やかに歩く足元にひたひたと
迫る海の水と赤子の寝がお。
ゴッホのアザミの花や風景のシスラー、印象派の絵がたくさん鑑賞でき
ゆったりと時が過ぎる。
宮の下まで下りて重厚な時間を経過している冨士やホテルに寄る。
1878年に創業、そのあと火事にあってその後再建した本館の姿、昭和になって建て増しして現在のホテル全体だとか。
天井絵、柱や彫刻は重々しく再建された当時のまま。
箱根神社がパワースポットだそうで若者にも人気のホテル、
それでも宿泊年代はシニアが多いそうだ。
印象派の絵もホテルも長い時間を通り抜けてきた作品、その作品の
確かさが感動をもたらせてくれる。
135年のホテルの歴史をこれからも使い続けながら残って欲しいと
思う。
富士屋ホテルを階下から望む石段でのんびりとお休みしている猫がホットさせ、この場にに会う。
まったりと過ぎていく時間を楽しむお盆休みだった。
猫と富士屋ホテル
木々の奥にポーラ美術館
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