冊子「ことばの宇宙」は優れモノ |
02月03日 (月) |
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福寿草がようやく開き始めました。堅い土を持ち上げるググッと
力強さの黄色い花は太陽とともに開き、陽がかげると閉じる。
暖かさを感じる福寿草です。
季刊誌の「ことばの宇宙」をぺらぺらとめくり、金原先生の
「横書きの発明」寄稿はなるほどな~~、そうだったんだ~~って
感心しきりの読み進め。横書きになったのはヘボン式ローマ字の考案者のヘボン先生が横書きの日本語を思いついた一人だったそうだ。
当たり前にある日本語の横書き、これは英語と日本語は文化のぶつかりあいの結果生まれた。
文化と文化がぶつかったときに人々が知恵を出し合って乗り越えると
あらたなことが見つかると金原先生のことば。
国際交流に参加する青少年たちも日本と外国の文化の違い、言葉のちがいを乗り越えた先に自分を伝えることができる「何にか」を見つけることができるだろう。
ぶつかるということは何かが生まれる、生ますことができる機会でも
あるのだろう。それは考えるから。
次のページは小泉八雲の再話の「鮫人のなみだ」・涙が宝石に変わる。
涙からうまれる宝石はギリシャ神話にもある・・読み説くと面白い。
そしてスプリングキャンプソングのeasy rider bluesの話。
この話の中で、バンジョーはアフリカで生まれた楽器、そしてグリオという語り部が音楽に合わせて昔話るとあった。
身近なことにどの記事も引き寄せられる「ことばの宇宙」冊子は
あらためて子どもにも大人にも優れモノだなぁ~~。
使わなかったらもったいない! クラスでも保護者会でも。
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