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04月21日 (月) |
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今日は、美術鑑賞の日と決めて一日を東京をあちこちと歩いてきた。
ぶらり旅ではなく、懸命に探しながら歩く一日。
代官山ではラボOGが版画家になってリトグラフとシルクスクリーンを
30点ほどの展示をしているとのことでギャラリーに寄ってみた。
テーマはretrieve、運命と魂の所在をめぐる抒情詩。主人公の
女の子の幼少時代から思春期そして未来像へとつながる。
劇画風のリトグラフは彼女の心の中をみるようであり、これからの経験や生きるさまが作品にも映し出されているのだろうと楽しみでもある。
次は、六本木のこども展へ足を延ばす。
モネ、ピカソ、ルノワール、モリゾやセザンヌなど有名な画家たちの
子どもを描いた作品。
我が子であったり、身内の子だったりと子どもがモデル。
目は物を言うなぁ==と目の表情を観て回った。
もう嫌だなって目、ほほ笑んでいる目、聡明な目、想いの目、優しい目
信頼の目、くるくると動きそうな目、私を観てと言っている目、一つ一つの絵が会話してくるようなこどもたちの絵だった。
写真とは違う画き手を通して、子どもの絵は画き手の愛情が見える。
絵を観るときは観る側の気持ちも正面から向かい会える気持ちが必要、
いやいや向かい合える気持ちに観ているうちになってくる、それが
絵の力なのだろう。
ラボの子どもたちの目をしっかりと受け止めて、eye contact。
それにしても東京の地下鉄は歩く、乗車している時間と同じほど
あがったり下りたりと今日のウォーキングは東京地下鉄でした。
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