富岡製糸と熊谷と |
05月18日 (日) |
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これは「しだれ桑の木」です。
桑の木に「しだれ」があるとはしりませんでした、葉は通常の桑の葉よりも小さいようですが、赤い実がたくさんついてました。
トルコ桑の木もあることもしり、桑の葉が大きかったです。実は同じでした(^.^)
文化遺産になった富岡製糸工場と同じ片倉製糸の熊谷工場の跡地に片倉シルク館があり行ってみました。
富岡よりも長く操業していて121年をもって平成6年に閉じた工場で
かいこー繭ー生糸ー製品の流れの機械や片倉製糸の歴史のビデオも
流れてました。
30mの高い煙突があって、片倉製糸工場があったことは記憶をしてましたが富岡製糸関連で最近は見学に来る人が多くなったそうです。
富岡は建物のレンガで有名ですが、熊谷の片倉シルク記念館は工場の内部を展示してあることで有名なのだそうです。
家人の実家も養蚕をしていたので繭までは観たことがあるのですが、
その先の繭からどうやって糸ができるのかまではわからずに今日の
説明をうけてなるほどねぇ~~~とわかった次第。
煮るのだそうです、煮ていくうちに一本の糸が繭の中から出てきて
それを手繰りあげていくのだそうです。途中できれても結ばずに依って
いく、煮ることで特殊な液がでてきて糸は繋がって巻かれていくのだそうです。1デニールが450mで0.05グラムだったかな~~。
一人きりの見学なので館の方にいろいろとたずね、教えてもらいました。
入館は無料ですが月曜火曜がお休みです。
シルク記念館の入り口にたくさんの桑が植樹されていて、工場のシンボルだった大イチョウの木も移植して残してありました。
跡地はイオンになってますが、イオンの入り口わきにシルク記念館があります。
ラボの子供たちにナーサリーライムの中の Here we go round the
mulberry bushを紹介した時に桑の木が話題となり「おかいこさん」
さんが繭をつくり繭から生糸ができることを話した時に小学生だった子供たちが
”どうやって繭から糸がでてくるの?”の質問に答えられなかったこと
を思い出し、答えをもらいました。
その時の子たちは中高生になりました、今日のことを話して実際に
シルク記念館の見学を勧めようと思います。
富岡製糸工場のレンガは深谷で作られ、熊谷、深谷、富岡と繋がっているその元の片倉の創業は長野県の岡谷とのこと。
熊谷に目を向けてみることを子供たちに薦めたいと思いました。
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