新たなハムレット舞台 |
01月28日 (水) |
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ハムレットを観てきました。 さいたま市与野芸術劇場にて14:00-17:45
と舞台としては長丁場。
3fの見切れ席で舞台手前での演技は見えず・・・・ただし3fほどの高さの席だとで観客席も一望。
あ~~~居眠りしてる人がいるな~~~なんて。それもハムレットの独白でいいところなのにね~~~。
今回の蜷川演出は日本ハムレットが紹介された19世紀の日本の庶民の長屋風の
セット。寺の梵鐘の音や、井戸のセットありでクローディアスが水をかぶる、ハムレットが呼び入れた旅回りの一座の芝居がひな壇になっているなどとっても日本的要素の舞台だった。
いつもセットには驚かされるが今回も。新たなハムレットだった。
ハムレットと母のガートルードとの場面は圧巻、そして最後の決闘で
クローディアスが・・・ハムレットも。ガートルードも・・・・あ=悲劇である。
言葉の技で言葉の面白さをふんだんに出していたのはポローニアス、そして墓堀の
言葉の達者なことはクスクスと口元が緩む。
ラボ50周年の来年にはシェイクスピア作品のハムレットと真夏の夜の夢が
音声化される。
ことば、ことば、ことばのシェイクスピアが ロミオ&ジュリエット、シーザーにつぐ作品となる。
古典英語となるのか、現代英語に変わってくるのかも 楽しみである。
耳からのシェイクスピアの言葉、きっと心地よいだろう。
2つの有名なせりふ:
死ぬべきか生きるべきか、それが問題だ。
尼寺へ行け!
今回のハムレットは悩み苦しむが、前に進む覚悟を感じさせた。ラボのライブラリーではどう出てくるのか・・・・期待。
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