前衛的ハムレットを見てきました |
12月12日 (土) |
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ハイナー・ミュラーのハムレットマシーン 劇を見てきました。
会場は戸建ての素敵な家。
さて、どんな舞台になるのかな==ソファーに座ってリラックス、どこに座っても
移動しても、飲食OK。
で・・始まったドイツ語でのプロローグ、そしたら 頭上の2階でガートルードと
クローディアスのセリフ。
2階と1階をつかっての舞台なのである。
衣装は喪服で先王がなくなっての読経からはじまる・・・位牌をもって遺影をもって。
飲んだり食べたりしながら観る芝居ではない。
シェイクスピアのハムレットも難解なのに、ハムレットを下絵にした前衛劇。
破壊、革命、機械 マシーンだから???
先王によって復讐をめいじられ、復讐ができずに ハムレットは女になりたいと
オフェーリアによって女の姿になって女になりそう?でも女にもなれない・・・
そのオフェーリアは椅子に縛られて包帯でぐるぐる巻き・・・で終わる。
難解である。
演じているのはラボのOBOGと演劇人。 OBOGのセリフや滑舌は 上手になったな~~~。
でも、彼らがハムレットマシーンをなぜに取り上げたのかが知りたい。
この難解な物語をどのように獲得してきたのか、何を伝えたかったのかを。
前衛的で革命的とはドロドロとした抉り出すイメージをもつが、今日の舞台は彼らの
一生懸命さと素直さを感じた。
それは一緒にラボ活動をしてきた姿をしってるからかな?
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