折れないこころ・・・野村忠宏氏講演会でした |
12月13日 (日) |
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小雨降る日曜日の午後、大宮ソニックホールにて 柔道家の野村忠宏氏の講演会が
ありました。
ある経済新聞社の主催なので、集まった年代は中高年の男性たちの中に小学生たちが
ちらほら。 でも目立つ存在。 きっと柔道をやっている子たちなのだろう。
最後に質問時間があり、小6の男子が質問に立ちました。野村氏が中学生のときには
どんなトレーニングをしてたのですか・・・・・と。
野村氏は 畳の上の練習をしかっりと、相手と組み合うことが大事であると。
一人でのトレーニングよりも基本を学び練習することを勧められていた。
今日の講演は「折れないこころ」と題して3歳からこの夏の引退までの柔道人生を
振り返っての話。
小学生の内は楽しいことが好きにつながるので勝ち負けよりも柔道が楽しいと思って
いたそうだ。そして中学生からは競技者として勝ち負けの世界へ。
負けることが多かった高校までは、でも自分のスタイルをもって自分の未来に期待しようと思うことで続けてこれたそうだ。
そして勝って自信がうまれ、勝つための努力をされたと・・・小手先でない本物の強さを持つために。
競技者として柔道を愛し、そして技術を磨きそれを活かすための 体が失われていくときに引退を決めたと。勝てなくなったら競技者ではないとも。
強い信念を持っている方だと思う。
試合のその日だけ強くなることはない、それまでの努力が出る人がチャンピオンになると強い言葉で話された。
そして最後に、親たちが子どものプレーや試合の結果の説教をしてる姿をみてとても息苦しさを感じると。子どもたちが楽しめることが伸びることになり、長い将来をみるようにしたらいいとの言葉あり。
だれでも試合前は緊張すると、野村氏も同様らしい。 緊張をしないために多くの準備をして努力した自分を信じることと話されていたことが・・・なるほどな、おっつけ仕事ではやっぱり大勢なしだわ^^^^
一流になる人は 折れないここを持つために努力し自分を信じてそして自分の未来に
期待する。
日々、目標をもって努力あるのみ。
野村氏の口調は重さを感じさせない、もっともっとたくさん話したいの気持ちが伝わり
強さの中にも清涼感のある講演会でした。
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