大人のお話会でThe three sillies!! |
03月12日 (土) |
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贅沢な大人の時間ーアイルランド伝統音楽コンサートと大人のお話の会の3時間30分
アイリッシュフルート、ホイッスル&アイリッシュハープをバックにしたお話語りは
ケルトの神話から「リールの子どもたち」、「王に選ばれし者」
まるでラボライブラリーのお話を聴いてるようで、音楽からお話をイメージできる。
音楽の力というか音楽が物語を膨らませる。
フルート奏者は 楽譜や文字からの覚えでは限度があるがアイルランドで耳からの覚えは体に染みつき、時間を経ても体が覚えてるとすぐにでも2000以上は奏でられるとのこと。
お話かたりもケルトや北欧は文字がなかったから民話伝承は耳からであったとアイヌも同じ。 だから土地土地で多少の違いはあるが今でも残るとも言う。
アイリッシュフルートもハープも60-70人の席のこじんまりした部屋いっぱいに
流れ漂う土や風や匂いを運んでくれたような音。
イギリス人のストリーテラー講師の方によるイギリスの笑いの話では、びっくりおどろき紹介された話が3人のおろかもの The three silliesの3つ目の話の池の中の月をとろうとしてる愚か者の話だった。
チーズやワインに税金をかけ、税金から逃れたい村の人たちは池の中にワインたるやチーズを隠して、税金取立人がやってきた時にその池に映ったチーズ(月)をクマでやミツマタで取ってる村の人をみて取立人はなんて馬鹿な奴らなんだと笑い、その村を
通り過ぎていったという話が ストーリーテラーの住むウィッシャーだという。
そしてストーリテラーの隣の家の名前が moonraker というのだそうだ
この話がいろいろに変化して伝わっていったらしい。
もう一つナーサリーライムにあるThe Wise men of Gotham,ゴッサムの賢者。
ゴッサムの村の近くを国王が通ることになり、道路を造ることを嫌がった村人は
馬鹿者のふりをして国王が村を通ることを避けるようにしたという話。
大人のためのゆったりと流れたお話とイギリスのユーモアとアイルランドの音楽。
3月17日は アイルランドでは一番の大事な日。 聖パトリックの日。
緑の洋服、緑のビール、緑一色になる日。
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