野見山暁治画文集目に見えるもの
野見山暁治さんの絵と文で構成された一冊 求龍堂2011.12
文は今まで書かれたものからの引用なので、絵と直接関係がある訳ではないが、微妙に響き合っていて絵を見る助けになる
先日ブリジストン美術館であった個展の図録は完売になり、増刷もされないということだったが、この本にかなりの作品が収録されていて代わりになる
印刷の絵の色は、実際に展覧会を見たときの記憶とくらべて、とてもよい
引用
「常に嬰児のごとくあれ」この言葉ほどぼくに強く訴えてくるものはない。嬰児の心でものを見ることが出来ればこんなすばらしいことはないだろう。何度噛みしめても尽きない言葉だ。
ということばから、うなずける絵をいくつも確かめることが出来た。
野見山暁治さんは、
ラボ・ライブラリーでは『おおかみと7匹の子やぎ』の4タイトルの作品が印象に残っている。
よい文章を書かれるので本もたくさん出されている。
|