【ラボ・ライブラリーを聴くことから「テーマ活動」が始まる
ラボ・ライブラリーとはどのようなものしょうか?】
3/3の日記の方が新しい文章です
ラボ・ライブラリーのCDに吹き込まれた物語を聴くことから「テーマ活動」がはじまります。
「テーマ活動」の話に入る前にラボ・ライブラリーについてお話しましょう。
私たちはラボ・ライブラリーを総合的な芸術作品と考えてつくってきました。
ひとつひとつ長い時間をかけてつくってきました。
今では50セット、物語の数では200を超える物語があります。
ラボ・ライブラリーの作品は、世代を越えて受け継がれてゆくようにとの願いを込めて制作していますので
基本的にはどのタイトルも制作されつづけています。
父や母が聞いた同じお話をこどもたちが聴く、
そして父や母とそのお話について話すことができるって素晴らしいことではありませんか。
ラボ・ライブラリーはことば、絵、音楽で構成されています。
ことばは二ヶ国語が対応しています。英語の表現と日本語の表現が向かいあっています。
英語ー日本語の吹き込みのあと単一言語だけでの吹き込みも入っていますので、
単一言語で聞くことができます。
直訳ではなく英語は英語の表現として、日本語は日本語の表現としてすぐれたものをテキストとしています。
作者としてC.W.ニコル、ロジャー・パルバース、サラ・アン西江、瀬田貞二、らくだこぶさんなど
ここに書ききれませんがすぐれた表現者がかかわっています。
更に吹き込みについても、英語は英語の表現として、日本語は日本語の表現として、
すぐれた吹き込み者にお願いし、しかも何度も取り直しをして音源をつくっています。
江守徹、久米明、白坂道子、宇野重吉、山本安英、野村万作、矢崎滋、上川隆也などの名前を発見されるでしょう。
音楽と絵もその物語にふさわしい表現のものを、音楽家、画家にお願いしています。
林光、間宮道生、池辺晋一郎などの作品です
こどもたちはこうした作品と向かい合います。
そしてテーマ活動によって物語への理解、愛情がさらに深まってゆきます。
テーマ活動の発表までやったあと空も物語をおりにふれて、聴きたくなります。
成長とともに作品の受けとめ方が違ってくるのです。 |