3月1日の日記の方が新しい文章です
テーマ活動を考える
すべてのこどもたちにテーマ活動体験を!
【現在の教育問題の課題に向かって,ラボ・パーティは「テーマ活動」を提案します】
今、学校教育の現場では「考える力」、「生きる力」をつける教育について、
さまざまな試みがなされています。
「不登校」や「学級崩壊」という現象は現代社会の病理の反映です。
「知育偏重教育」との言葉で批判されているようにどのように、
知識を伝えてもこどもたちの中に「考える力」「生きる力」が育っていなければ、
それを生かすことができません。
現代社会の加速度的な大きな変化の中で、
こどもたちは「情報」「映像」の洪水の中に生きています。
逆に実際の「生活体験」が総じて希薄になってきました。
なかでも人とほんとうに出会う機会が少なく、
「コミュニケーション体験」が不足、「表現意欲」が育ちにくいのです。
知育偏重教育の弊害がいわれる中、どのような教育プログラムが有効でしょうか?
ラボ・パーティは、30年以上にわたる活動の実績をもとに
「テーマ活動」をあらためて提案します。
もともと英語教育のあり方を追求するなかで、
こどもたちとともにつくりあげてきた「活動」です。
英語教育として有効なことにとどまらず、
こどもの成長にとって大事な活動であることがわかってきました。
なぜなら、こどもが自ら参加して、認められ、自信をもち、達成感を持つ、
こどもがいきいきとしてくる活動であることをこどもたち自身の体験が語っています。
学校外の教育活動として展開してきましたが、
その考え方は学校教育の中でも生かせるはずです。
学校教育という枠組みは簡単には変わってゆきませんし、
学校だけでできることも限られています。
こどもたちが自ら参加する活動を更に広く、深くすすめてゆくという意味では
学校教育の枠にとらわれない「テーマ活動を中心とした総合教育としての
ラボ・パーティ教育活動に参加することは現在のこどもたちにとって必要な教育だと考えます。
この小冊子ではご父母のみなさんに「テーマ活動」とラボ・パーティ総合教育を
更に理解していただけるようまとめられたものです
現在の教育問題への提言としてもお読みいただければ幸いです。
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