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映画『チェ 39歳別れの手紙』を見た 記入中
スティーブン・ソダーバーグ監督 あわせて4時間25分の映画
『チェ 28歳の革命』は数日前に見た
1955年7月メキシコでのフィデル・カストロとの出会いから
1956年キューバへ 闘争の断片を描写
1959年独裁軍事政権バチスタを打倒、キューバ革命の成功
キューバの代表としておこなった国連での演説
『チェ 39歳別れの手紙』
1965年、37歳になった彼は突如失踪、自身の信念によってキューバを去る
アルゼンチン人のゲバラは、キューバにおける自分の役目は終わったと判断
貧困と搾取に苦しむ国々へ、再び一人のゲリラとなる
ソ連邦の共産主義とは別の社会を目指していた彼がソ連邦を批判
そのことをもってソ連邦からキューバがから非難されているという背景もあった
キューバでの地位を捨て、5人のこどもたちのいる家庭をおいて
「第2、第3のべトナムを!」とコンゴ,ボリビアと革命の現場へ出かけてゆく
カストロへの別れの手紙部分
「君はキューバ革命を守らなければならない。しかし世界中で、僕の小さな力を必要としている所がある。僕たちには別れの時が来たのだ。どうか僕の気持ちをわかって欲しい」
チェ・ゲバラのボリビアでの闘争、
1967年10月8日政府軍による拘束、翌日の処刑までを描く
劇映画なのだがチェ・ゲバラへの尊敬を込めて史実に忠実に記録映画のように造られている
私も映画作品としてではなく、チェ・ゲバラの闘争を思い、記録映画のように見た
ボリビアでの闘争はキューバ人を含めたわずかな仲間ではじめられた
反政府勢力からの支持を得られず(ソ連邦よりの共産党も不支持)
反共宣伝もあり、既に前の革命で土地を手にした農民から支持もえられず
アメリカ軍の指導によるボリビア精鋭部隊に攻撃され
逃げまわる闘いであった
勝利の展望などまったくないような闘いで、同志が死んでゆき、ゲバラも死ぬ
このような映画が今つくられるのは
世界の貧窮や不正が無くならないからであることは間違いないであろうが・・・・
正規軍として軍服を着ての闘いと死
人民の海に紛れ込む都市型ゲリラではなく
森や山での訓練、貧しい山村での出撃型ゲリラ
農民からの食料購入
武器、食料不足、入隊志望者、兵士の脱落、脱走
レジス・ドブレの訪問、軍に拘束・・・・
「もし我々が空想家のようだと言われるならば、
救い難い理想主義者と言われるならば、
出来もしないことを考えていると言われるならば、
何千回でも答えよう、“その通りだ!”と」
「ゲリラの闘争はわれわれに人間最高のレベルに到達する機会を与えるだけでなく、真の人間になる機会も与えてくれる
このいずれにも達しえないと思う者は、
そう申し出て、ここから即刻立ち去るべきだ」(チェ・ゲバラのことば)
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武蔵野市フリーマーケット出店
武蔵野市役所クリーンセンター(ゴミ処理場です)の施設内で開かれた
武蔵野市のフリーマーケットに出店
出店募集60に対して応募72.抽選で出店が決まった
初めての出店である (説明会でおよそ三分の二の方が初めてとわかった)
ゴミ減量対策の行事なので出店料は無料
10時から2時までの出店
説明会出席義務があったが後は面倒な事もなく
コーヒーを飲んだり、ハンバーガーを食べたり
ひさしぶりに「お店やさんごっこ」を楽しんだ
衣服 12点
器 5点
本 6冊
その他 3点など
26点、すべて一点500円以下に値段を付けて
結局6400円の売り上げだった
かかとでローラースケートができる靴
単眼鏡
そして本の大部分が売れ残った
どこで開催を知るのか、かなりの方が見にこられる
ほとんど使われていない服、漆のお盆、螺鈿模様の漆の小皿セットなど
いいものがいい方の手に渡って、使われるのはとてもうれしい
残念ながら、本に足を止める人はすごく少ない
タイトルを眺める人はたぶん5%以下だった
夜は打ち上げにイタリアンの店へ・・・・
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森下にある劇場 ベニサン・ピットの最終公演
「かもめ来るころ -松下竜一と洋子」
作・演出 ふたくちつよし
http://www.tomproject.com/works/toufuya.html
松下竜一と妻、洋子の物語
松下竜一を高橋長英、妻、洋子を斉藤とも子が演じている
貧しく、病気をかかえた身体、妻、洋子との結婚、子供の誕生
豆腐屋であった時代から、最初は自費出版の「豆腐屋の四季」が講談社から発売されベストセラーになる
「豆腐屋の四季」テレビドラマにもなり半年間放映されるが自分の生き方が
当時、反戦、反権力闘争をしていた学生たちの闘争への批判を込めた「模範青年」として利用されている事に気ずき、賛辞に疑問を感じはじめる
豆腐屋を止めて、作家となり、
大好きな干潟を守るため豊前火力発電所建設反対運動にかかわる
自分自身が弱者だ、だからこそ弱いものにたいして「弱者への優しさ」を求めたい
松下竜一の闘争の原点はここにある
しかし裁判にも闘争にも敗れ、火力発電所は稼働する
そのなかで夫婦は助け合い、2人の子を育て、3人目の子供をさずかり、
希望を失わず、「優しさが優しさのままで、強さに変わる日」を夢見て生きてゆく
河口まで歩き、かもめたちに、ちぎったたくさんのパンをまくふたり・・・
松下竜一さんと妻、洋子さんはとてもまじめなかたたちだ
そして松下竜一を演ずる高橋長英、妻、洋子を演ずる斉藤とも子さんもまじめなひとたちだ
作・演出の ふたくちつよしさんをはじめ今回の公演は
松下さん夫妻の生き方に心を寄せる人々が関わって作った芝居らしい
弱者が弱者のままに闘い、国や電力会社に敗れてなお希望を失なわない
さわやかな仕上がりの作品となっている
弱者が取り残されてゆく時代を反映して、このような作品が生まれるのであろうか
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1月15日の仕事
寒い、寒い一日であった
庭は南向きだが前に3階建ての家があって陽が当たらない
西側は道路と広い駐車場があり、東側はお隣の庭なので風がよく通る
シュロを切り倒す
小鳥によって運ばれた種から芽が出てくるので
シュロの木はあちこちに生えて来る
放っておくとかなりの高木になり、手入れもできなくなるので
早めに判断した方がいいです
シュロの木を切るには表面の繊維を取り除く必要があるが
何重にもなっているので木肌が見えるまで根気良く取り除く
木は柔らかいが最後に倒す時に倒す方向によって事故がおこらないように
コントロールする必要がある
安全のため2人でやった方がよい
キンモクセイを1/3切り詰める
高さ1/3を切り詰めると、そのままでは円筒状になってしまうので
中央に引っぱり、シュロ縄で結わえ、形を整える
ヤツデを切り戻す
ヤツデもどんどん大きくなる木である
今日の家の裏手のヤツデはかなり大きくなっている
ふたまわり切り詰めた
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仕事始め
風が冷たいが,陽射しはあたたか
2年手入れをしていない庭との事でどの木も葉が茂り、
枝がたくさん直立している
モチノキ、モミジ、キンモクセイなどあり
5人、7時間半の仕事だった
私がやったのは
高くなったサルスベリ
ムクゲ 4本 直立した枝がかなり高くなっている
手が届くぐらいの高さに切り戻した
サンショウの大きな木 とげがたくさんある
ふた周りほど小さくした
柿 せっかく実がなっているが取ってないようだ
大きめの物置きの屋根に落ちて汚くなっている
上に伸びた枝と物置きの上に広がる枝を切った
片づけ、掃除
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古葉落としのやりかた
古葉落としは葉のでているところの下の方
色が変わってきている葉や大きな葉を全部取ってしまう
今年伸びたところと昨年までのところでは枝の色が変わっているので
それを目安に古い葉を全部とる
枝に沿って指を静かに下げれば簡単にとれる
引っ張ってはいけない 時期によっては枝を痛めてしまうことがある
やりはじめた株は途中でやめない事
この作業はやらなくてもこの先古い葉は自然に落ちてゆくのだが
正月を前に庭をすっきりとさせるには良い方法である
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今年の仕事はもう終わっているのだが
今日お向かいの家に、久しぶりに庭師のOさんが来て仕事をしている
昨年9月以来だ
前に二度ほど手伝った事がある
しばらくぶりなので挨拶にゆき、手伝う事にした
Oさんの昔ながらの仕事ぶりをみて、
最初に習った丁寧な仕事の方法を思い出した
例えば庭石があり、そばに草が生えている
この場合左手で草を倒し、
右手で小さい竹箒を使って、
庭石と草の間に入り込んでいる落ち葉を掻き出すのである
いつもの仕事ではここまではやらない
見えている落ち葉は全部取るが、隠れている落ち葉までは取りきらない
ここまで丁寧にやると時間がかかり過ぎる
時間がかかれば施主さんの費用負担が増えてしまう
Oさんはずっとこのやり方で、仕事をしてきている
最初に修行のために仕事をさせてもらったところのやり方と同じだ
徹底した庭掃除できれいになった庭は清々しく、
眺めていて気持ちがいい
掃除に入る前に、木の剪定
サツキ、クチナシ、シャクナゲ、マサキ、ヒサカキなどの
古葉落とし
(昨年からついている葉を手で落としてしまうと
植え込みがすっきりと美しくなる)
ふだんの仕事では古葉落としもまずやらない
理由は時間がかかり過ぎるからだ
しかしやり方を知っていれば
全部の木はやらなくても
目立つところの木だけでもすっきりとさせる事ができる
今度から時には取り入れて行こうと思った
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昨日午後からの荒れた天気が治まり
今日は気持ちの良い青空に白い雲が美しい
この仕事は空を見上げる事が多い
残照を浴びた雲が光る、夕方の空も良かった
塀沿いに植えたピラカンサスの実が赤くたくさんついている
実は全部残して上に伸びた立ち枝など不要な枝を整理する
フヨウは一番下の芽を残して上に伸びた枝を切る
庭に花ニラが増えている
お客さまは
「チューリップと花ニラが同時に咲く時はきれいなんです」と・・・
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カイズカイブキ 3本の剪定
込み合った枝を抜いて、すっきりと仕上げてゆく
先祖帰りの鬼っ葉がかなり出ているので、できるかぎり取り去る
天気予報の通りに、昼近くから、急に風が出てきた
前の家の自転車が倒れる
雨も降りそうなので、すぐに落とした枝の片づけをする
今日の現場は家に近いので、帰宅してお昼
午後になって1時間もたたないうちに雨も降り出したため撤退
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個人のお宅をひとりで手入れ
ご近所の方なので通勤時間なし
脚立も家から持ってゆく
休憩も家に戻ってとる
カキ2本、モチノキ3本,キンモクセイ
サワラの垣根など
2、3年植木屋さんが入っていない庭なので
不要な枝やヒコバエが伸びている
電線にかかりそうなのが気になるのでというのがご依頼
玄関前の柿の木、南天を整理しただけで
玄関がすっきり、広くなった
8時間の仕事で
「陽の光が入り
風が入り
木の枝を透かして外が見えるようになり
木が茂って狭く感じられた庭が広い空間になる
足下もきれいになったので庭に歩いて入ってゆける」
ようになりました
5時には暗くなるので最後は大急ぎ、内側の片づけは
残して今日は終了
陽の光が暖かく野外活動に気持ちのよい一日だった
夜は近くの市民文化会館のコンサートへ
「千住真理子&スーク室内オーケストラ」
千住真理子のストラディバリウス「デュランティ」の音色を初めて聴いた
とても華やかな音色だ
バッハの曲が華麗に響いてくる
楽器の違いによるものか演奏者の違いによるものか
私にはわからないが
よく聴きに行く天満敦子のストラディバリウスと音色が違うことはわかった
競演のスーク室内オーケストラは老若男女12、3名の編成
チェロ以外は全員立って演奏する
千住真理子の解説によると立って演奏すると音が「立つ」
一人一人自信があるからできることだとのこと
魅力あるグループだった
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