|
|
新緑の八ヶ岳へ行ってきました
麓は新緑がきれいでした 蓼科は桜が咲き始めたところ
上の方は4月の終わりに雪が降ったとかでやっと芽が出てきたところでした
車山肩から車山へ往復
車山山頂からは雪の残った八ヶ岳、
南アルプス、中央アルプス、北アルプスが見えました
強清水で霧ヶ峰のグライダー飛行を見学
原村の八ヶ岳美術館へ
ミクシイ 88さんの日記で見せていただいた
米倉健史キルト・アート展を見る
画家であった米倉さんによるキルトによる絵です
色の重ね方が美しく、期待以上に楽しい展覧会でした
キルトというと大きな布を連想してしまいますが
もっと小さいもので、布を絵の具にした絵といった方がよい
用意した布の色が増えて今では500種類の色を使えるそうです
雨垂れの波紋の奥に
雨で遊んだこどもの頃の記憶
雨上がりの青空の記憶、青空に飛んでゆく紙飛行機
が浮かび上がってくるという作品がありました
このページで仕事の一部が紹介されています
http://www.qaf.jp/
|
|
|
|
|
内田樹『下流志向』講談社2007年3月刊行
副タイトル
学ばないこどもたち
働かない若者たち
私のメモ
●学ばないこどもたち
今のこどもたちは
労働主体としてではなく消費主体として自分を自覚する
そこでは等価交換が原則となる
「教育サービス」にたいして教室で彼らが支払うのは私は耐えているという「苦役(不快)」
バザールでの買い物と同じ出来るだけ値切る
注意すると「キレル」
私は10分は我慢して聞いたのだ、あなたの授業はそれ以上を求めるほどの教育サービスなの?と・・・
これだけの「苦役」に対していかなる「教育サービス」をしてくれるのかとはじめから要求している
「起立、礼、着席」緩慢に動く精一杯の努力は記号的な身体技法である
他人が存在するという不快に耐えているという身体がある
○しかし「学び」は等価交換の交換モデルは使えない時間的な現象である
学んでいる時間の中ではそのことの価値がわからないことを学ぶのが「学び」である
こどもは自分の持っている30センチのものさしで世の中のものすべてを計ろうとしている
でも重さ、光量、弾力など計れるわけがないではないか
自分自身の価値判断を「かっこに入れる」ということが実は学びの本質である
●働かない若者たち
自己決定、自己責任論の欺瞞
強者連合はリスクをヘッジしている
自己決定、自己責任論をいい
弱者が孤立すれば弱者はますます弱くなり
その格差は大きくなる
弱者もリスクをヘッジした方がよい
リスク社会を生き延びることが出来るのは「生き延びることを集団目標に掲げる、相互扶助的な集団に属する人びと」だけです
○人の師であることの唯一の条件はその人もまた誰かの弟子であったことがあること
師弟関係の本質は「無限の尊敬」それを学ぶには「無限の尊敬」を実践している人に出会うしかない
フランス現代思想が専門 神戸女学院大学文学部総合文化学科教授
武道家でもあり道場もあるらしい
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E7%94%B0%E6%A8%B9
学ぶことについての考察がとてもよかった
リスクヘッジについても納得できた
|
|
|
|
|
近くの家のサワラの生垣を手入れしていた親方とお話ができた
手を休めずいろいろ丁寧に教えていただいた
かなりほおって置かれたサワラの生垣なので竹垣からかなり枝が離れてきている
このまま刈りこみをすると、枝ばかり残って、葉が残らない
そのため枝を竹垣の方に寄せて縄で縛りつけそれから刈る
かなり手間暇がかかる
その深さを確かめるためと
竹の棒に印を付けたものを見せてくれた
これを差し込んでで竹竿からの深さを見ている
この棒をばか棒と呼んでいる
これを使えばばかでも出来るというのが名前の由来
深さを確かめてそのあたりを植木鋏で切って均す、そこへ向かって刈りこみ鋏を使って刈ってゆく
出かけるところだったので、用を済ませたあと実際に仕事を見せていただいた
おかげで作業手順がよくわかった
このやり方は初めてなので勉強になった
枝を刈りながらも他のこともいろいろ教えていただいた
ありがとうございました
|
|
|
|
|
親戚に呼んでいただいて明治神社での結婚式に参加しました
控え室から結婚式場までの往復は皆で歩きます
花嫁花婿の後ろに双方の親族が続いています
双方合わせて二列になり、並んで歩きます
天気がよくてよかったよかった
神社の風物詩・・・
ちょうど観光や参拝にこられていたかたがたに
ケータイやカメラで、写真をたくさん撮られました
|
|
|
|
|
22日までの招待券があったので
「レオナルド・ダ・ヴィンチ -天才の実像」展 にもう一度出かけた
まずは『受胎告知』一点展示へ
今日はいきなり30分待ちである
時間はあるので本を読みながら前に進む
博物館前のユリノキの葉が美しい
この前より混んでいて
一番前は立ち止まれないのはこの前と同じだが
その後ろでもとても止まれそうもない
かろうじて手前の一段高いところからゆっくり見て
一番前はゆっくり歩いて見てきた
素晴らしい一点なのでこれで満足・・・
レストランで隣り合った方は福岡から見に来られたとのこと
今日着いて、オペラも見て、月曜日に帰られるとか・・・
|
|
|
|
|
アカバナトキワマンサクの新芽は赤いえんじ色はとても美しい色です
花ではなく新芽だと思います
垣根に使われていました
こんな風に混在させて使われていました
緑とえんじの縞になっています
アカバナトキワマンサクに赤葉と緑葉があるとのこと
http://homepage1.nifty.com/Sugimura/sub416.htm
http://www.yasashi.info/to_00009.htm
http://www.jflc.or.jp/06_tehodoki11.html
ベニカナメと違っているのは
葉がずっと小さいこと
新芽が頭をたれていることです
(うちにもベニカナメの生垣がありますが
ベニカナメは葉がずっと大きく
赤い新しい葉は勢いよく上に向かって存在を主張しています)
|
|
|
|
|
ザイフリボク
http://www.geocities.jp/ir5o_kjmt/kigi/zaifuri.htm
上から三枚目の写真がわかりやすい
花の形が昔武将が使った采配に似ていることからこの名前がついたという
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/rosaceae/zaifuriboku/zaifuriboku.htm
http://www.ffpri-kys.affrc.go.jp/tatuta/jumoku/kmt158.htm
|
|
|
|
|
イタリア・ルネサンスの版画 展
チューリヒ工科大学版画素描館の所蔵作品による
イタリア・ルネサンスの版画
ルネサンス美術を広めたニュー・メディア
会 期 : 2007年3月6日(火)-5月6日(日)
主 催 : 国立西洋美術館/チューリヒ工科大学版画素描館/
(財)西洋美術振興財団
http://www.nmwa.go.jp/jp/html/collection.html#c061201
銅版画が誕生した頃のイタリアの版画です
直接彫るエングレーウ゛ィングや腐食させるエッチングなどの技法が深化して行きます
私はイタリア版画に影響を与えたデューラーの作品に感心しました
写真をアップしましたがもっと美しかった
昨日帰りに寄りました
こちらの国立西洋美術館も金曜日は夜八時までです
都の美術館は毎日5時までしかやりません
見習って欲しいものです・・・
●とても空いていました ゆっくり見ることができました
●版画なので持っていった拡大鏡が役立ちました
彫りや刷りの状態がよく分かります
○レストランは中庭の眺めを見ることができていい
▲残念ながらケーキはおいしくないのでさけた方がいいですよ
|
|
|
|
|
特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ -天才の実像」に行ってきました
http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=3859
レオナルド・ダ・ヴィンチ 「受胎告知」 (1472-73年) ウフィツィ美術館蔵
この一点だけが展示されている
でもこの一点はすばらしい 見に行く価値があります
今日はそれほどの込み方ではなく、ちゃんと見ることが出来ました
金曜日は夜八時までなので人が分散するのかもしれません
できるだけ空いた時間に行くこと
最前列のラインは立ち止まれないので避けた方が良いかもしれません
近づいて行く段階でも使えますので、双眼鏡があった方がいいですよ
あとは模型や映像を使って草稿の分かりやすい紹介展示があります
会 期 2007年3月20日(火)~6月17日(日)
会 場 東京国立博物館 本館特別5室・平成館特別展示室(上野公園)
開館時間 9:30~17:00
(会期中の土・日・祝日は18:00まで、毎週金曜日および、4月27日(金)~5月6日(日)までは20:00まで開館
休館日 月曜日(ただし2007年4月30日(月・休)は開館。)
前に モナリザが来日したのは1974年
そのとき展示されたのと同じ部屋だそうです
|
|
|
|
|
4/3 トルコ旅行第15日 無事帰国
トルコは
99%の人がイスラム教である
しかし
アタチェルクのおかげで政教分離の国である
1923年共和制 1924年憲法制定
法律的には一夫一婦制、
男女平等 婦人参政権も1934年から実施、同一賃金
お酒も飲むことが出来る
アタチェルクはトルコ語の表記もアルファベットにした 1928年
アタチェルク 国会から与えられた「トルコの父」という称号
ムスタファ・ケマル1881年~1938年没
1920年~1922年トルコ独立戦争の英雄
ガソリンの値段が高い
なんと1リッター230円くらいしていた
人件費も高いので、外国出資の自動車工場が東欧に移転してしまったりしている
若年人口が多く若々しい国である
失業率は9~10%と政府は発表しているが実際にはもっと高いだろうと・・・
写真1 民家 屋根の色はこの色がほとんど
パラボラアンテナ
ソーラーシステムを屋根に取り付けている家が多い
シャワーを使うそうだ
写真2 シリンジュの村の小学校
何かゲームをしている
左端にアタチェルクの胸像が少し写っている
写真3 軍事博物館であったこどもたち
学校から軍楽隊の演奏見学に来ている
ヒイッタイト王国、ギリシャ、ローマ、ビザンティン、
オスマントルコ、アタチェルクによる革命後の近代トルコと
文明の交錯した歴史の重なるトルコを
たった2週間ほどで駆け回りまだボーとしています・・・
それでも
世界史の舞台の中でも重要な場所に少しはふれることが出来てよかった
|
|
|