幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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メルヴィル 『海の沈黙』を見た2010/04/19の日記 04月19日 (月)
ジャン=ピエール・メルヴィル 『海の沈黙』を見た

La silence de la mer
1947年【仏】 上映時間:88分
原作: ヴェルコール(Vercors)の同名小説 (1942年、ミニュイ刊)
    ドイツ占領下の抵抗文学を象徴する「深夜叢書」の記念すべき第1作
監督 ジャン=ピエール・メルヴィル
脚本 ジャン=ピエール・メルヴィル
撮影 アンリ・ドカエ
製作 ジャン=ピエール・メルヴィル
編集 ジャン=ピエール・メルヴィル
ジャン=ピエール・メルヴィル監督の長編第1作となり評価された作品
レジスタンス活動家であったメルヴィルは、戦時中にこの原作本を読んでいて
映画化を望んだ 当時30歳
低予算、ロケ撮影、少人数のスタッフ、たった27日間の撮影
メルヴィルは闇市で古いフィルムを買って、それを撮影に使ったと言われている 予算がないので監督・製作・脚本・編集に至るまで、ほとんどの作業を一人でおこなった

モノクロ 35mm
1947年8月から12月まで、パリ、パリ郊外、ヴェルコールの別荘にて撮影
非公式初上映 = 1948年11月11日 パリ公式公開 = 1949年4月22日
レジスタンス活動委員会主催プレミア上映 = 1949年1月20日

2008年映画祭『フランス映画の秘宝』にて国内初公開 
国内DVD、VHSビデオレンタルなし

2010年 岩波ホールでの上映の後全国上映

映画冒頭のテロップ
“Ce film n'a pas la pretention d'apporter une solution au problème des relations entre la France et l'Allemagne, probleme qui se posera aussi longtemps que les crimes de la Barbarie nazie, perpétrés avec la complicité du peuple allemand, resteront dans la mémoire des hommes...”
残忍なナチス・ドイツの犯した犯罪が、人々の記憶からぬぐい去られない限り、この映画は仏独関係の改善に寄与しない


登場人物である伯父によって物語が語られる

ナチス・ドイツ占領下のフランス、1941年の冬
とある村の家
伯父と、その姪の二人きりの静かな暮らし
ドイツ軍の命令で一人の青年将校(中尉)が2階の部屋を使うことになる
将校は、戦地で片足を負傷していた
将校は、敵国の将校に対して沈黙をもって抵抗の態度を示す伯父と姪の二人に対して、「私は祖国を愛する人を尊敬している」と礼儀正しく、尊敬と同情の態度で接する
ふたりはあたかも将校が存在していないかのように、生活を変えない
将校の語りかけにも全く答えない
沈黙で答えるのみだ
沈黙にもめげず将校は二人にドイツとフランスの将来の融和への夢と希望を語り続ける
ことばは沈黙を続ける二人の心にかすかに届いてはいるが、二人の沈黙はかわらない

だが将校自身パリへの出張の時、トレブリンカの処刑施設のことを知り
「フランスの牙を抜かなければならない」
「フランスの精神を壊さなければならない」
というドイツ軍将校たちによって、それまでの考えを批判され
ドイツ軍兵士1人の死に対して、12人のフランス人人質の処刑で答える
というようなドイツ軍の占領政策によって、その夢や希望を打ち砕かれる

二か月間に渡るその夢と希望を語ったことばのすべてを二人に取り消し、
自ら望んで「地獄である」前線へと去ってゆく・・・

その日も普段通り朝食を取る伯父と姪だった
窓の外では、もやを通して太陽が弱々しく輝いていた

フランスへの尊敬を隠さず、あくまでも丁重な態度
にもかかわらず沈黙という抵抗を続けるふたり
打ち砕かれた夢や希望の無惨さ
去ってゆく将校への二人の想い

抵抗の映画というより、文化と文化の融合、結婚を信じたドイツ軍将校の
挫折、絶望
それを見届けたふたりの痛ましい想いを描いた映画であった
ことばや物腰、手の動きがたくさんのことを語っていた
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