*ロシアの昔話絵本「かものむすめ」を読む。:「つるのおんがえし」みたいだね、という。いつもの王子様や王女様やバーバヤガーがでてくる昔話のほうがおもしろいようだが、絵をみながら、ペチカや、ロシアの家や、食べ物の話になる。すると、「ペチカのことしらべてきたよ!」「よとぎのことしらべた!」・・と何人かいいたくてたまらない!感じ。
*SB:アイスブレイクゲーム。Pitty Patty Polt、The Bus, Skip to my Lou
*「シフカ・ブールカまほうの馬」:「ペチカ、ペチカ、ペチカ!」
YkちゃんがPCの検索でおもしろいのをしらべてきた。「ペチカの上で寝るというのはどういう意味の表現ですか?」という質問に答えたサイトである。まさにみんなそれをしりたかったし、考えていたのだから。同時にRtくんも同じサイトをみつけてきた、とのこと。大きな写真もあった。
ロシアの暖炉(ペチカ)は:
・真っ白な漆喰で固められている。(部屋の一角に四角い雪のかまくらがある感じ)
・高さ1.5m、巾2m、奥行き1.5mくらい
・2編の壁と合体している
・ペチカの上と天井との間にできた空間は、昔の家屋は天井が低いのでちょっと狭い
2段ベッドの上段みたいな感じ。上はけっこうひろいので落ちることはない。
・「ペチカの上でねるのは魔女か英雄」ということわざがある→ペチカは特別の席という意味。外はマイナス20~30度。
・・・というYknちゃんの話にみんな興味津々。
「絵を描こう!」:5分で絵をかいて、それからみんなに自分の考えを説明。そこから、イワンの家、兄たちとの違い、墓のことに話がひろがる。
・ペチカがもえているときは、エントツから煙が出ている。
・イワンの家は貧しかったとおもう。だから、ちょっとボロボロの家→「・・貴族も百姓も、かねもちも貧乏人も・・」というおふれだったら、イワンの家は「百姓で、貧乏人だった」
・お墓もイワンのお父さんのお墓には墓石がなかったりして・・(金持ちの墓、貧乏人の墓をかくYk)
・イワンはゆうゆうとペチカの上で寝ているのに、兄さんたちは下で忙しそうにして
いて、イワンをにらんでいる。→ 兄さんたちはどんな仕事をしていたんだろう?
→畑をたがやしてる、水をくみにいく!馬の世話、食事をつくる(この家はお母さんがいないみたいだという)
→兄たちがイワンにやらせようとするが、イワンはごねててやろうとしないんだよ
・イワンの家から墓まではわりあいちかいけど、城までは遠いとおもう。でも夜真っ暗な中でひとりで墓にいくのはこわいね!どうしてイワンはペチカをおりてくるのかな?
10人分の絵はみんなちがっておもしろい。つづきをかいてくる!というみんな。
それから こんなにペチカのことを話合ったから、ペチカを工夫しよう!
ということになり、動いてみる。
あーでない、こーでない!といいながら、ついに5年と4年生がリードをとって、
Yknちゃんがしらべてきたようなペチカらしきものができる。中で“火”もチロチロしている。でも・・「どこにイワンが寝るの?」でまたひとさわぎ。
イワンの”周辺”のことがひろがったが、これが来週いきてくるとうれしいな。
みんなのいう「絵のつづき」というのをたのしみにしている。
3回、いろいろな役をやろう!とい約束だったのだが、自分たちが工夫したいところに
凝りだした子供たち。来週はおはなしを通して、ペチカの上のイワンがかわっていくことをかんじていきたいなあ!
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