久しぶりのドイツの友人からの声の便りはちょこっとの時間差がある、
聞こえてくる声がずれたり重なったりとやっぱり遠いのだなと実感。
近況報告のあと、最近ドイツの車に乗り換えたことを便りに書いたこともあり車の話。 友人の御主人はドイツ人でなぜトヨタの車にしないのかとっても不思議がっているとのこと。
ヨーロッパにわたって35年ほど、生きることは厳しいとのことば。
人間同士の生のコミュニケーションがいかに大事か、コミュニケーションで成り立つ生活といい、
生きているものを相手にして体験となるとも。
考え方、環境の違い、文化の違いなど様々な違いの中で生活を重ねて
きた友人のことは重い。
食事のことでも材料は日本とさして変わらずだけど単純な食生活に
飽きてくるので日本に行ったときはたくさんのメニューがとっても嬉しいと、でもあまりの多さになぜかもったいないなぁって思うことがあるそうだ。
そして教育のことでも、しっかりと勉強すること大人になったときに
ある程度のサラリーと地位を持ちたいから。社会がグローバルなのは
当たり前のことでありあえてグローバルなんて言わないと。
会社の中で力があればどんな人でも外国人を問わずに地位を持てるのは
当たり前の社会、だから勉強するとも。
護ってくれることはないからと厳しい言葉、日本では護ってくれるから甘さが生まれると。
近い将来、日本でもグローバルなんて言葉は無くなるだろうねぇ・・・
日本の若者も外国での生活に飛び込み相手とのコミュニケーションに
苦労することが無くなるのはそんなに遠くないかもしれないなぁって
感じて、電話を切った。
友人からの声の便りは嬉しい限り、いろいろな事を考えさせてくれるから・・・でもやっぱり外へ出ないと、最近ご無沙汰だから実感することが年齢を問わず必要かも。
ラボの子どもたちにも保護者にも伝えていこう、青少年の国際交流・
ホームステイの意を。
勇気を持って一歩を踏み出す。
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